●_VSIZE/_HSIZEについて
Windows95の俗称「OSR2」には、再起動無しにディスプレイプロパティの変更が出来るように
なりました。しかし、ARAGOWはそれ自身が起動されたときの画面サイズを取得していますので、
すでに起動されたまま、画面サイズを変更しても2つの変数内容は変更されません。
一時的にVGAモードでARAGOWを起動し、再起動なしに表示サイズを広げてあげるとその他の
ツールが画面に配置できたりと、開発が若干便利になります。
●AUTOMEM変数とFOCUS関数
DEFINE ENTRYFIELD m->フィールド OF PANEL1 ;
〜
プログラム中で、このオブジェクトにフォーカスを移動させる場合には、次のような記述をします
×:FOCUS("PANEL1","m->フィールド")
○:FOCUS("PANEL1","フィールド")
m->を省略して記述しないと、「オブジェクトが存在しない」エラーとなってしまいます。
●REFRESH関数について
簡単に使えて有効な関数です。試してみて下さい。
REFRESH(.F.)
DEFINE 〜
REFRESH(.T.)
こんな簡単な構造です。
補足:
REFRESH(.F.)
DEFINE LINE や BOXなどたくさん
DEFINE TEXT や ENTRYFIEDなどたくさん
REFRESH(.T.)
こんなプログラムを書いてみました。数本ならLINEにも有効なのですが、表のようにたくさんの
LINEやBOXを使用するものでは、少し様子が異なるようです。
まず図形系統が画面に反映され、かなり待たされた後TEXTなどが画面に反映されます。
TEXTやENTRYなどには威力を発揮しますが、多くの図形に対してはREFRESH処理を行っても処理時間が
かかってしまう場合があります。
できるだけ決まった形になるように考えなおし、WALLPAPERやDEFINE_IMAGEなどで対応するのが
良いでしょう。